使用するシーンによって変更すべきフォント
「目的を持ってフォントを決めたことはありますか」
普段の生活の中で、本を読んだりやwebページ見たりしてると思います。
その中で「文字」に注目したことはありますか。
同じ文字でも様々な形で表現されていると思います。
これはフォントというのを指定することで、文字に様々な形を与えています。
このフォントの違いで、
・真面目なサイトなんだ
・若い人向けのサイトかな
などの、サイト全体の印象を読んでいるユーザーに届けることができます。
弁護士さんを探している中で、「ポップなフォント」と「真面目な固いフォント」のサイトならどちらに依頼をするでしょうか。
もちろん、後者ですよね。
フォントの違いによってはお客様となるユーザーも逃すことに繋がります。
今回は代表的な2つのフォントとferret Oneに搭載されたフォント2つを紹介します。
◇ヒラギノ明朝体W3
漢字が大きくて、ひらがなが小さい。
横の線が細く、縦の線が太いのが特徴です。
伝統的でしっかりと本文が読める真面目で静かな印象を与え、縦書きに向いているフォントです。
多くの文章を読むのに向いている為、長文を書くには適しています。
タイトル、見出し、本文と汎用性が非常に高いフォントです。
◇ゴシックMB101R
バランスがよく、柔らかい印象を与えます。
大きな文字で使う際には好みが別れるフォントです。
可読性と安定感は抜群であり、小さい文字に最適です。
タイトルや見出しには人気が高いフォントです。
◇Times New Roman
シンプルな太めの文字に、エッジの利いた鋭くとがった形が特徴的です。
元はイギリスの新聞「ザ・タイムズ」の為に作られたセリフ(文字のストロークの端にある小さな飾り)書体です。
紙面の限られたスペースに文字を綺麗に組み合わせられるように設計されています。
小さなWebページ内での活用には適していると言えるでしょう。
◇Georgia
windowsとMacにデフォルトで搭載されているフォントです。
スクリーン用に開発されたフォントであり、Webとの相性が良いフォントです。
数字が特徴的なオールドスタイル。
欧文のフォントの為、英語等を用いるには適しています。
日本語文の中で際立たせたい場合は使用するといいでしょう。
◇まとめ
しっかりと文章を読ませたい場合は明朝体に、長文でもモダンな印象を伝えたい時はゴシック体のように、レイアウトや文章の組み合わせ、サイトの印象やテーマ次第でフォントを決めましょう。
デザインを重視するのではなく、ユーザーが文章をスムーズに読んでもらうことが一番大切です。